2007年04月30日
スペイン産コードバンの二つ折り財布・小銭入付き
その名の通り、コードバンの二つ折り財布です。
小銭入れがついています。
希少価値の高い、スペイン産のコードバンを使用。
当店のコードバンはコードバンの中のコードバンと言われる、もっとも美しいスペイン産のコードバンを使用しています。
このスペイン産のものは絶対量が少なく、またコードバン自体、1頭分からとれる量が少ないため製品がいくつも出来ません。
一口にコードバンと言ってもいろいろございます。
他社さんの商品と比べる事は難しいものがございますし、それを記述するとなると問題も多いものです。
ただ、お客さまから、この様なコメントもいただいております。
「よその会社のシステム手帳を同じ「コードバン」という名のもとに購入しましたが、ぜんぜん手触りが違うし(素人ながらに触ったときの密度に違いを感じます)しっかり縫ってあるにもかかわらず、どうも御社のダブルステッチに比べると安心感がぜんぜん違うように思います。
というわけで、欲張って新色購入させていただきます。
」( 11/15 ご注文時コメント 掲載許可をいただきました。
)馬が身を守るために進化したコードバンは、ご成人やご結婚など、新たな門出のお祝いにふさわしい、行く先の安全を願う贈り物かと思います。
もっと、よいものを!と言うご要望は数多くいただきます。
コードバンと言う素材の名前は、それだけで十分にスティタスになる名前なのですが、これにも偽物と言うより、ピンキリがあるのです。
いままで、出さなかったのは価格が高くなってしまう事と本物のコードバンをご理解いただけけるか、と言う点に不安があったからです。
そのためのオークションに出品してみて、ご落札のお客様からお褒めのお言葉をいただき、販売を開始しました。

たいへん希少価値の高いコードバンをこのように加工しました。
表面のコードバンに合わせ、中作りはアメリカ産の牛キップ革(生後1?2年)をタンニンなめし、さらにそのキメの細かい革に軽くオイルを含ませ艶やかに仕上げました。
色はその加工による自然の色です。
コードバンは小さな革で、繊維のしっかりしたものです。
そのため、裁断・革剥き・縫製・組み立て・仕上げにおいて高度な技術を要求されます。
現在の日本における最高の職人を使い、ミシンをダブルステッチにして美しく艶やかに仕立てました。
メンズ・グッズの革製品として、最高のブランドはコードバンかと思います。

札入れ2段、カードポケット3、小銭入れ1、その裏は小物ポケット3コードバンについてコードバンはスペイン産の比較的大きな馬から採れます。
(本来はスペイン産のみ・スペインの小都市コルドバがその語源です。
)この馬はかつては農耕用・食用として飼育されていましたが、現在では食用としてのみ、ごく少数生産され、その副産物としてコードバンは生まれます。
馬一頭から取れるコードバンはごくわずかです。
それは尻の革のごく一部でしかないからです。
馬の尻の艶やかな表皮の下にコードバン層があります。
コードバンは他の革のように、表面は使わないのです。
革の裏側を丁寧に削ってゆくと厚さ2mm足らずのコードバン層がやっと現れて来ます。
これが、革の宝石と言われる由縁です。
つまり、硬い表皮に守られてさらにキメが細かく、丈夫なコードバン層が、革の中に眠っているのです。
牛革などはコラーゲン繊維が絡み合いながら横に走っていますが、コードバンはコラーゲン繊維が整然と縦に並んでいます。
また、コードバンは他の革のように2層構造ではありません。
牛革などは床(トコ)と呼ばれるベースの上に銀面(ギンメン)と呼ばれる表革が張り付いていますが、コードバンは単層の床のみです。
その裏側がコードバンの表面として使われているのです。
通常の床面はベロアなどのように非常に毛羽立った粗雑な部分ですが、コードバンはまったく正反対。
とても緻密です。
このために、長く使用するうちに屈曲部分の銀面が剥離する事も、「浮き」と呼ばれる現象が起きもこともありません。
コードバンにはタンニンなめしが用いられ、クロムなめしが行われることはありません。
コードバンはたいへん美しく、強靭な革ですが、生産量が極端に少なく、非常に高価なので手に入れることが年々難しくなってきています。
ところでコードバンだけは他の革と根本的に違う特徴があります。
上のご説明にもありますように、通常の革が床と表皮の二重構造になっているのに対し、コードバンは単層なのです。
それはお使いいただいているうちに明確な差になって現れます。
また、濡れてもほとんどシミになりません。
表面は滑らかでツヤのあるエナメルのような美しさ。
しかし、まったくそのような偽りの塗り物ではありません。
エナメルの100倍の価値を持つ、天然の神秘の素材です。

これをご覧いただけば、ご納得いただけると思います。
磁器か樹脂のような滑らかさ、革とは思えない真珠のような光沢。
触った感触はまるで大理石のようです。

内側はそれに合わせてキップ革(生後1?2年の若牛)をタンニンなめしで仕上げ、オイルを含ませました。
2段になった札入れに、3段のカードポケットと小銭入れが付いています。

横向きです。
コードバンには強靭なバネがあるのです。
しかし、お使いいただくうちにトビラはピタリと合うようになります。
しかも、屈曲部分に浮きが出来ません。

実際にお札を入れるとこんな感じです。
補足ご説明小銭入れ部分のご説明に足りない部分がありました。

マチは笹マチで上部の幅が40ミリあります。
中央部分は上端の革がU字型にたわみますので、最大幅60ミリと大きく開口します。
通常の小銭入れつき財布よりもかなり大きな開口です。

これは名刺入れのものですが、カラ押しで入っているロゴです。
いわゆるメーカーのブランド名ではなく、この商品は純粋なコードバンと言う意味です。
コードバンと言う素材の名称はそれだけで一流品の証明になります。
半端なメーカーには手が出せませんし、価格も下がる事が、まずないからです。
細部の仕上げを拡大して見ました。


表側 コードバン クロ or チョコ(コゲ茶色)
内側 キップ革 キャメル
タテ98mm×ヨコ109mm×厚さ26mm
タテ98mm×ヨコ215mm(見開き状態)
商品重量 88g







